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商業出版支援事例

2021.09.21

(出版のお手伝いをした事例)

株式会社 splendore  藤原美保様

放課後等デイサービスを経営しています。
特に発達障害の女の子の支援に力を入れ療育を行っており、そのテーマに関して本を出版し、より多くの方に彼女達への支援の必要性や男の子とは違う具体的な支援手法を知っていただきたいと考えていました。

企画出版に対して私自身が気がかりな事が二つありました。
一つは発達障害の女の子は数が少ないとされており出版社が賛同してくれるのかどうか?
二つ目は性の問題とデリケートな事もあり、男性が企画を読んでも困り感を理解してもらえないのではないだろうか?
そんななか相談のって頂くことが出来たのはとても幸いでした。私が伝えたい事を理解し、女性支援の一つとしてとても応援してくださいました。
コンサルタントの方々が丁寧に私の話を聞いて下さり、きめ細やかなアドバイス、企業出版の会議への参加、紹介等で初版を出版が実現しました。
心配していた内容ですが、中日新聞さんや読売新聞さん、WEB等でも内容を取り上げて頂く事ができ、年内に2冊目を出版することになりました。
スムーズに出版が出来、多くの方々に興味を持っていただけたこととても感謝しております。ありがとうございました。

【ご支援内容】

出版をしたい場合、いきなり原稿を書き出すのではなく、まず、本の概要や著者の略歴などを書いた「企画書」を作成し、出版社に出版を打診するというやり方が一般的です(完成原稿を渡されても出版社もなかなか目を通せません)。

打診の際は「自分が出したいテーマに強い出版社」を選びましょう。

というのも、出版社ごとに、ビジネス書に強い出版社であればビジネス書コーナー、手芸分野に強い出版社であれば手芸コーナーに「スペース」を持っており、そこから外れるとなかなか並べてもらうのが難しくなるからです。

作成した企画書を出版社に見てもらうには、(出版社につてのある)人から紹介してもらったり、出版社のホームページから送り先を探したりします。なお、出版社によっては「一切企画を受け付けていない」場合、「専用ページから誰からでも受け付けている」場合、「特に記載はしていないけれど問い合わせてくれたら受け付ける場合もある」など様々です。

テーマの決め方も「あれもこれも」ではなく、特定の分野に絞った方が受け入れられやすい傾向にあります。

ご相談者様(藤原様)の場合は、特に女の子の性教育に力をいれていたため、そのテーマでの出版が良いのではないかと思い、また、たまたま私(中小企業診断士)が健康や教育等をテーマにした出版社に知り合いがいたことから出版社をご紹介し、出版が実現しました。

(私も過去その出版社から本を出させてもらったことがあるのですが、その時はいきなり(笑)電話して企画書の受付をされているかどうか聞きました。)

上記は「商業出版」についての流れですが、著者自らが出版に関する費用を負担する「自費出版」という手法もあります(負担する金額は数十万円が多いようです)。

なお、出版も経営と同じで「誰に」「何を」伝えたいのか、をしっかり持つことが重要です。「本を出すこと」はあくまでも手段であり、それを目的化しないよう注意しましょう。