豊増さくら 中小企業診断士オフィス

ガレリア

河合真理様

【ご相談内容】「事業再構築補助金」の件でご相談しました。

【ご支援内容】

岐阜県瑞穂市内においてエステティックサロンとエステスクールを営む河合様。

度重なるコロナの流行により休業を余儀なくされました。

​緊急事態宣言があけても事業の特性上、お客様と密着してサービスを提供するので、より安全なサービスを模索する毎日でした。

そんななか、導入を目指したのが「酵素風呂」の新サービス。

酵素風呂とは、おがくずなどを発酵させて発熱させ、その中に入って体を温めるリラクゼーション方法です。

（酵素風呂イメージ）

ただし開始に当たっては、法令上の施設要件を満たすための改装や、周知のための広告宣伝費といったまとまった資金が必要でした。

コロナで売上が下がる中のキャッシュアウト…そこで活用したのが「事業再構築補助金」。

コロナの影響を受けた企業が新しい取り組みを行う際、その一部を補助するものです。

活用に当たっては、やりたい事業の内容の他、将来の売上目標等を記した申請書が必要です。

その申請書作成のため、ヒアリングをする中、ぜひ申請書に盛り込むべきだとお勧めしたのがSDGｓの観点。

というのも、酵素風呂で使用するおがくずは木材加工工場では産業廃棄物として廃棄されているもの。それを有効活用する事業です。さらに、使用し終わったおがくずは肥料として再利用をするビジネスとしてはどうかとご提案しました（再利用してくれる事業者を紹介可能であったためお勧めしました）。

補助金は公的事業ですので、採用に当たり事業の「目新しさ」「収益性」「実現可能性」に加えて「社会的意義」も問われます。

その点をPRし、無事第一回公募で採択！

現在は事業化に向けて日々準備を進めておられます。

【感想】

コロナ禍の中、従来のサロンメニューによるお客様の減少により、次なるサービスの展開を考案しておりました 。

酵素風呂との出会いにより、新しいビジネス展開と進めていましたが、売り上げ減少により銀行融資等が進まず、補助金の活用による新規サービスの提供を考えました。

申請書類の作成には 女性目線と経験豊富で常に新しい挑戦に親身になって想いを聴いてもらえる豊増先生に依頼させて頂きました 。事業が社会との関わりを持って進めていけるようご指導頂いたおかげで、想いをしっかりと申請書類に記載して頂けたおかげで、無事に採択されました！

現在は銀行の融資も無事に通り、新規事業化に向けて進めています！ 事業の見えてなかった部分や今後の方向性もご指導頂け、感謝しています！ これからも、新しい取り組み、事業拡大に向けて、ご指導賜りながら進めていきたいです。

（ガレリア様　店内）