豊増さくら 中小企業診断士オフィス

商品開発事例（デザイン作成）のお手伝いをした事例です。

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【ご相談内容】

​農家を営むOさん。農作物（いちじく）の栽培だけではなく、規格外品を用いた食品加工（ジャム、コンポート）も行っています。

こだわりの栽培方法が評価され、順調に青果の販売は伸び、それに伴って農地を拡張する中、規格外のいちじくも増えました。

規格外品も加工して販売したいのですが、今までの青空市場的な売り方だけでは販売力が弱く、今後の販路開拓が課題でした。

【ご支援内容】​

販路拡大、と一言で言ってもその方向性は多岐にわたります。

そのようななか、「そもそも何を目指すのか」を事業者様と話し合いました。

その結果、ご要望は「（農場のある）一宮市の名物になる」こと、と分かりました。

そうであるならば、目指す市場は手土産やギフト市場。

その層に向け、「一宮のものである」との訴求力も高める必要がありました。

そのため、ご提案したことはまずはデザインのブラッシュアップ。

①手土産として自信をもって選んでいただけるデザインであること

②一宮産だとはっきり分かること

③ギフトセットのような形での商品も開発すること

をお勧めしました。

豊増がデザインを作成し、新デザインでスタート。

事業者様の営業努力の甲斐もあり、カタログギフトへの掲載や物産展での販売、サービスエリアでのお土産品としての販売など販路を拡大し、その後いくつも新シリーズをリリースするなど、当初目標どおり、一宮の名物として多くの方にお選びいただいています。